ひらめき☆ときめきサイエンスプログラムを実施しました
機械工学科 長谷亜蘭 准教授が、8月17日10:00~16:30にものづくり研究センターおよび工学部 機械工学科 マイクロ?ナノ工学研究室において、ひらめき☆ときめきサイエンスプログラム「摩擦の不思議を解き明かせ!~レオナルド?ダ?ヴィンチが考えた実験を体験しよう~」を実施しました。
ひらめき☆ときめきサイエンスは、大学や研究機関で「科研費」(KAKENHI)により行われている最先端の研究成果に、小学5?6年生、中学生、高校生の皆さんが、直に見る、聞く、触れることで、科学のおもしろさを感じてもらうプログラムです。
参加する皆さんが将来に向けて、科学的好奇心を直に刺激して“ひらめき”、“ときめく”心の豊かさと知的創造性を育む内容となっています。
研究者が「科研費」(KAKENHI)による独創的?先駆的な研究について、その中に含まれる科学の興味深さや面白さを講義、実験等を通じて分かりやすく語りかけ、また、研究者自身の歩み(研究を志した動機等)や人柄に直に触れることにより、学問の素晴らしさや楽しさを体感することができます。
トライボロジー(摩擦?摩耗?潤滑)に関する講義や実験を行いました。ここでは、「摩擦の科学×謎解き ―君は地球を救うことができるか?!― 」と題して、謎解きを取り入れた楽しく体験学習できる長谷亜蘭 准教授オリジナルの教材を用いた導入教育の後、実際のトライボロジー研究に触れてもらうためのラボツアーを実施しました。
トライボロジーという学問が省エネルギーや省資源といった環境問題などに関わる重要なものであるということを、謎解きとラボツアーを通じて学んでもらいました。
最後に、未来博士号としてトライボロジスト認定証を参加者に授与して閉会しました。
参加者アンケートの結果、「なぞときも楽しかったし、トライボロジーについてよく理解できてたくさん学べた。」や「やっぱり摩擦レスシューズ!!本当にまさつのない世界だったら…そんな体験ができて、印象に残ったし、とっても楽しかったです。」、「謎解きをしながら勉強するという発想が素晴らしいと思う。」、「実験や謎解きを通して、身近にある摩擦について深く理解できました。長谷先生や学生の方々、ありがとうございました。」などの回答をいただき、とても楽しんでもらえたことが窺えました。